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慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)

慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)は、さまざまな原因、特に喫煙により肺に慢性炎症が生じ、これにより、肺胞の破壊や気管支粘液腺の肥大が起き、その結果息切れを生じたり、咳嗽や喀痰が増加する病気。英語のChronic Obstructive Pulmonary Diseaseの頭文字からCOPD(シーオーピーディー)と呼ばれることが多い。以前肺気腫と呼ばれていた疾患と慢性気管支炎と呼ばれていた疾患は、両者が種々の割合で合併することが多く、この二つによる閉塞性肺疾患を合わせてCOPDと呼ぶようになった。

WHOの試算[1]では、2005年に世界中で年間300万人がCOPDにより命を落とし、死亡原因の第4位を占めているが、今後10年間でさらに30%増加すると予測している。日本では厚生労働省の統計によると、2005年に14,416人(全死亡数の1.3%)がCOPDにより死亡し、死亡原因の10位、男性に限ると7位を占めている。

1997年、WHOとアメリカ心肺血液研究所 (NHLBI)、アメリカ国立衛生研究所 (NIH) は、全世界的なCOPDの予防と治療を目的として、GOLD(Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease、慢性閉塞性肺疾患に対するグローバルイニシアチブ)という国際機関を発足させた。2001年にCOPDの国際的ガイドラインを発表し[2]、その後改訂を重ね、COPDの診断、管理、治療の世界標準となっている。
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この病気になると息が吐きづらくなるという特徴を持ち、この息の吐きづらさのことを「気流制限 airflow limitation 」と呼ぶ。COPDは、慢性の気流制限を呈し、気管支喘息やびまん性汎細気管支炎、閉塞性細気管支炎、気管支拡張症、あるいは肺腫瘍などその他既知の原因による気流制限を除外したものと定義される。 気流制限は、気管支拡張薬吸入後のスパイロメトリー検査にて、1秒率が70%未満であるものと定義される。1秒率は1秒量 (FEV1) を努力肺活量 (FVC) で除したものであり、これが低いということは、1秒間に吐く息の量が少ない、息が吐きづらいということを示す。

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2009年06月10日 13:54に投稿されたエントリーのページです。

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